静岡県西部に位置する袋井市には、遠州三山と呼ばれる古刹が三山ある。
そのうちの一つ真言宗の古刹・油山寺を訪ねた。
久しぶりに三重塔が見たくなった。現存するものでは県内最古で、その佇
まいは威風堂々としている。
歴史的建造物は山門にも見られる。掛川城の大手門が移築されたもので、
重文の指定を受けている。
磐田市内にはハマボウの群落が二か所ある。
前回は太田川の河口に自生するハマボウを訪ねたが、今回は同じ磐田市内
で天竜川の河口へ行ってみた。
緑の葉が多く、紅葉も黄葉が多かった。近くに小さな船泊があり、風車が
いくつか立ち、風のすさまじい叫びで周囲を威圧していた。
今年の小国神社での紅葉も最後となった。
境内地には多くのナンテンが生えている。縁起の良い木であることから、
植栽されたものだろう。
緑葉と赤い実のコントラストに惹きつけられる。
最後の一枚、実がほとんど付いていなかったので最初パスしたが、枝の形
が気になり戻って撮ってみた。今では気に入っている一枚となっている。